みなみinfo
鉢物生産量日本一の田原市で、母の日を前にアジサイの出荷最盛期を迎えています。
今年のアジサイは、3月下旬の暖かさもあり2週間ほど前倒しの出荷となっているが、冬の寒さの被害も無く高品質なアジサイに仕上がっています。JA愛知みなみ鉢物部会では、約50名がアジサイを栽培しており、コンペイトウやダンスパーティーなどを主力に様々な品種を栽培し全国に出荷しています。
アジサイは、梅雨の時期の花として有名ですが出荷は3月から行われています。アジサイの花を咲かせるには、一定期間寒さが必要となるため、本来夏から1月頃まで露地で栽培し、その後温室内で加温し花を咲かせますが、出荷時期を調整するため同部会では冷蔵庫に入れることで出荷時期を早めています。鉢物担当職員は「アジサイは色、花の形ともに豊富です。母の日などの贈り物にぜひ使っていただきたい」と話します。