令和７年６月、ＪＡ愛知みなみミニトマト部会は新ブランドとなる「３７３ｍｉｎｉ（ミナミミニ）」を立ち上げました。それに伴いパッケージも一新され、他産地との更なる差別化を目指します。

 

 

新ブランド立ち上げの背景には、販売価格の低迷、生産資材コストの上昇により価格転嫁ができない現状がありました。その課題を脱却するべく、令和４年度よりＪＡと部会が試行錯誤を繰り返しながら一丸となって取り組み、約３年の年月をかけ今回のブランド化に至りました。

「３７３ｍｉｎｉ」というブランド名は、ＪＡ愛知みなみの「みなみ」と、ミニトマトの「ミニ」から取り、キャッチーで分かりやすく覚えやすい名前にし、パッケージは子供や女性客をターゲットに、親しみやすく、思わず手に取ってもらえるようなデザインに仕上げました。

 

部会のミニトマトは、品質維持のため定期的な目揃え会や出荷前の検査などが行われています。また、東京・大阪などの都市に近い市場に送られ、箱出荷が主流の他産地とは違い２００ｇパックで出荷されているので、小分け作業なくともそのまま陳列ができ、出荷から店頭に並ぶまでの時間のロスが少ないことから、新鮮な状態で店頭に並べられます。

 

ミニトマト部会は、ブランド化したことで更なる販売強化を期待し、今後もＰＲを積極的に行っていき、たくさんの方に自慢のミニトマトを食べてもらいたいと意気込んでいます。