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農畜産物安全・安心対策本部会議

6月19日、愛知みなみ本店でJA愛知みなみ農畜産物安全・安心対策本部会議が開催されました。会議には、各生産部会の代表や産直出荷組織の会長、行政関係者およびJA愛知みなみ役職員30名が出席し、昨年度の取り組み報告と今年度の取り組み計画について協議がされました。

 

 

まず愛知みなみ各部署長からは、昨年度の生産履歴提出状況について、青果品目および産直出荷は100%に達し、花き品目については、生産者939名に対し9,117枚の提出があったことを報告、今後も継続して生産履歴の回収に取り組む方針を示しました。続いて営農指導課は、器具の洗浄不足やドリフトなどによる国産農産物に対する農薬基準値オーバーの事例を取り上げ、農薬の使用方法について注意喚起を行いました。

 

JA愛知みなみの青果品目および産直出荷組織では、2025年の秋冬作より「国産水準GAP(農業生産工程管理)」への取り組みが始まります。食品の安全性の向上や環境保全、労働安全の確保、農業経営の効率化も期待できるため、その取り組みを拡大していくそうです。

また畜産品目の取り組み状況について、養牛は牛の個体識別に関する法律に基づき管理され、牛乳は飼養管理の記帳と成分分析が行われています。養豚は生産履歴の開示やポーククリニックシステムにより安全安心への取り組みが続けられています。

 

鈴木照彦組合長は「昨年度の栽培履歴記帳の提出率は100%となった。引き続き安全安心な農畜産物の栽培、飼養をお願いします」と述べました。

食への安全性に関心が集まる昨今、JA愛知みなみは生産者と一丸となり、より一層、安全安心な農畜産物の生産に取り組んでいきます。


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